同じ36協定の質問を4つのモデルに聞いた。結論が3つに割れた
割れ方に癖があります。どのモデルも自信の度合いは同じでした。
労務・働き方6分
この記事の効能書き
- 読む人
- 特別条項付きの36協定を、これから結ぶ/見直す立場の人
- 分かること
- 4モデルの回答がどこで分かれたか、実務者がどれを支持したか
- 分からないこと
- あなたの事業場の労使協定が有効かどうかの判断
同じ文面の質問を、4つのモデルに同じ日に投げました。回答は3種類に分かれ、どれも同じくらい断定的でした。読んだだけでは、どれが多数派かも分かりません。
Claude Opus 5 の回答
月45時間を超えられるのは、年6回までです。
GPT-5.2 の回答
年6回までです。ただし複数月平均80時間以内である必要があります。
Gemini 3 Pro の回答
特別条項を結べば回数の上限はありません。
3つめは誤りです。年6回が上限で、これを超えると特別条項があっても違法になります。2つめが実務に一番近い回答ですが、複数月平均の対象に休日労働が入ることまでは書かれていません。
編集部3つめのモデルにだけ「ハルシネーションしないでください」を付けて聞き直しました。回答は「特別条項を結べば回数の上限はありません(※労使での合意が前提です)」になりました。注釈が増えただけで、間違いはそのままです。
割れているときに読者が見るべきもの
モデルが割れたケースは、Personsでは判定を並べて表示しています。多数決にはしていません。多数派が正しいとは限らないからです。この件では、5人の判定のうち5人が「年6回」を支持しました。割れているのはモデル側で、実務側は割れていません。
この記事のもとになった検証
記事のために書き下ろした文章はありません。上のAI回答と訂正は、Persons に残っている検証から引いています。条件の全文はこちらで読めます。
訂正した人
判断の記録がそのままプロフィールになっています。相談を受け付けている人もいます。
あなたの場合は、どうですか。
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